桜の下の恋心〜2〜
一緒に授業をサボって
話し聞いてくれた。
莉子はやっぱり最高の親友だよ…。



教室に戻って鞄を持って
教室を出ようとしたとき―パシッ―
私は腕を誰かにつかまれた。振り向くと―それは裕だった。

「さっき授業出ないどこいってたの?それに、鞄持ってどこ行くき?」

「…さっきは莉子と一緒にいたの。今から莉子とゲーセン行くから…。」


「そっか…。」

「うん…。」

会話の流れがいつもと違う…。

「じゃあ行くね…?」

「うん…。」

私は莉子の待つ廊下へ走って行った。


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