桜の下の恋心〜2〜
「咲…来てくれた!来てくれ無いかと思ったよ〜!」

「ごめんね…遅れてちゃって…。話しってなに?」

「話し?あぁそっかぁ俺、話しがあって咲よんだんだったぁ!来てくたことが嬉しくて忘れてたよ!」


「…何でそんな嬉しいとか…いつもちゃんと待ち合わせには来てるじゃん。」
色々な事にイライラしてきて、つい言い方がキツくなる。


「そうだけど…最近一緒に学校帰ったりとか全然してなかったし…。」

「裕が先帰ってって言うからじゃん。」
イライラがつのって強い口調になってく

「咲?何か怒ってない?」
「……怒って…ないよ!
裕!だから話しって何?」
「じゃあ話すけど…最近さ、俺の事避けてない?
何かよそよそしいって言うか…。」

「避けさしてるのは裕でしょ!?女子の告白もすぐ断ればいいのにいちいち言われてから相手にちょっとは気があるみたいに気をつかって…休み時間も教室いないし!授業中だって最近寝てるし!…帰りだって…理由も無しで先帰ってって…そっちが近寄らせないんじゃない!…私だって不安だよ…?裕はカッコイイし、人気者だし、モテるし…。それに比べて私は…。
私だって不安になるよ!」


< 43 / 97 >

この作品をシェア

pagetop