桜の下の恋心〜2〜
「裕!?」

「……ありがと。」

「へっ!?」
裕の言葉が意外すぎておもわず変な声をだしてしまった。

「話してくれて、俺のことすっごく好きで居てくれてありがと!」

裕は恥ずかしそうに言った。私も恥ずかしくて、でもすっごく嬉しくて…


「ずっと裕と居たいし触れ合いたい…の。」

「うん。」

「朝と週二回の放課後デートだけじゃ…裕がたりないよぉワガママでごめんね…」
涙が溢れてきた。

「ワガママなんかじゃない。俺も咲がたりないよ…。ずっと咲と一緒に居たい。」

「裕っ!大好き!」
ぎゅうっと裕を強く抱きしめた。
「俺も咲が大好きだ!」
ぎゅうっ
裕も私を強く抱きしめた。

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