桜の下の恋心〜2〜
「………。」

「…何か喋ろう。」
今は電車の中。莉子がこの人沈黙状態をなんとか抜け出したいみたい。

「…うん。」
私はあんまり話すきにはなれないけど…。

「そうだ…莉子、さっきは私のために怒ってくれてありがと!」

「ううん。だって親友でしょ?あたりまえ!親友が落ち込んでたら助けるのは親友だもん!(笑)」

「そうだね!(笑)」

「咲が笑ったー!今日初めて見るよ〜咲の笑顔!」

「そう!?かな…そういえばずっと笑ってなかったね(汗)」


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