桜の下の恋心〜2〜
「なっなによ!!
べつにいーじゃん!!」
私はまたほっぺを膨らましてプイッと顔を背けた。
「ごめんごめん。なっ?許してくれよ。」
裕が困った顔をして私に謝る。
「…しょうがないから許してあげるっ!!」
「ははっ!ありがとう。」
「ねぇねぇ?さっきも聞いたけりょパパとママはどうして結婚したの?」またまた突然の
優良の質問に目を見開いた。
「うーん…そうだなぁーパパもママも好き同士だったからかなぁ。ねぇ?裕」
「うん。そうだな。でも好き同士でもなプロポーズをしないと結婚は出来ないんだ。」
裕が優しい口調でそう言った。
「プロポーズゥ?なぁにそれ?」
優良が頭の上に?が浮かぶ。
「プロポーズっていうのはな、パパがママに結婚してください。って言うんだ。」
「そうなんだぁー!」
「バカね。優良はそんな事も知らなかったのぉ?」咲良が突然横から口を挟む。
「えぇ!?咲良は知ってたの?」
優良がびっくりした顔で咲良に聞く