幸せになるために
兄に殴られた後と同じ感覚
体は痛いんだけど夢の中にいるような感じになっていた
いま起こったことが考えられなくて涙も出なくて
あたしはぼーっと天井を見ていた
しばらくすると清美が帰ってきたけどあたしは寝たふりをした
「春寝てるんかぁ」って言いながらロフトにあがって
「りゅうく~んおきてたん?ただいまのチュウ♪」っていう清美の声がして
チュッとキスする音が聞こえた
朝になって仕事に行く時間になってもあたしは起き上がれなかった
一睡もできなかったし清美と話すのが怖かった
「春~朝だよ~おきんねぇ!」って起こす清美に布団の中から
「頭が痛くて気持ち悪くて死にそう今日はやすむ」というと
清美はびっくりして龍造さんを起こしに行った
あたしはどんなに飲んでも徹夜しても仕事を病気以外で休んだことはなかった
熱が出ても周りからかえりな~って言われるまでは仕事に必ずいってた
「龍君、春にどんだけのましたん?春仕事やすむって!!」驚いた声で言う清美に
「いつもどおりしか飲んでないけど昨日咳出てたから風邪ぶり返したんかな」って
言う龍造さんの声が聞こえた
清美は寝たふりをするあたしに「社長にはいっとくからねときなね」っていいながら
龍造さんと仕事にいった
その日あたしは一日ドキドキしていた
きよに知られるのが怖くてここから逃げ出したかったけど
いなかったら明らかにおかしいし・・・出ていくこともできず
一日を過ごした
こんな時って一日泣いたりするのかとおもってたけど
あたしは泣くこともなく昨日の情事のせいで汚れたシーツを洗い
清にばれないことだけを願っていた
体は痛いんだけど夢の中にいるような感じになっていた
いま起こったことが考えられなくて涙も出なくて
あたしはぼーっと天井を見ていた
しばらくすると清美が帰ってきたけどあたしは寝たふりをした
「春寝てるんかぁ」って言いながらロフトにあがって
「りゅうく~んおきてたん?ただいまのチュウ♪」っていう清美の声がして
チュッとキスする音が聞こえた
朝になって仕事に行く時間になってもあたしは起き上がれなかった
一睡もできなかったし清美と話すのが怖かった
「春~朝だよ~おきんねぇ!」って起こす清美に布団の中から
「頭が痛くて気持ち悪くて死にそう今日はやすむ」というと
清美はびっくりして龍造さんを起こしに行った
あたしはどんなに飲んでも徹夜しても仕事を病気以外で休んだことはなかった
熱が出ても周りからかえりな~って言われるまでは仕事に必ずいってた
「龍君、春にどんだけのましたん?春仕事やすむって!!」驚いた声で言う清美に
「いつもどおりしか飲んでないけど昨日咳出てたから風邪ぶり返したんかな」って
言う龍造さんの声が聞こえた
清美は寝たふりをするあたしに「社長にはいっとくからねときなね」っていいながら
龍造さんと仕事にいった
その日あたしは一日ドキドキしていた
きよに知られるのが怖くてここから逃げ出したかったけど
いなかったら明らかにおかしいし・・・出ていくこともできず
一日を過ごした
こんな時って一日泣いたりするのかとおもってたけど
あたしは泣くこともなく昨日の情事のせいで汚れたシーツを洗い
清にばれないことだけを願っていた