幸せになるために
幼稚園の頃から母がおかしくなった
兄と妹にはおやつが用意してあるのに
あたしにはない
はじめは「あたしのは?」って聞いてた
でも冷たい目をした母が怖くて何も言えなくなった
父がいる時は優しい母
ちゃんとあたしのご飯もあって
やさしいおかあさん・・・。
何でかわからないけどすごくこわかっった
頭を殴られて血がでたこともあった
父がいないと鍵をかけられて家には入れないこともあった
なんで?って思いながら
玄関にたってると隣の家のおばあちゃんが
ジュースをくれたりおやつをくれたりした
「どうしたの?」って聞かれても分からないから
何にも言えなかった。
いまだに母に何でか聞けないでいる
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