幸せになるために
…清…ごめん…
でも騙してないし笑った事もないよ
でも龍造さんの気持ちはきずいてた…
龍造さんにはアパート借りてすぐに気持ちに応える事は絶対ないってはっきり言った
龍造さんは清美を大事にするっていったんだ…あたし…清美に嫌われるのが怖くて言えなかったけど清の事騙したんじゃない…

清は何もいわずポロポロ泣いていた

しばらくして
隠し事はもうないの?って清がきいた

あたしはあの晩の事を言うか迷って言葉がでなかった

「俺、春から聞いてたんだ。春はすっげぇ悩んでたし清ちゃんの事大事に思ってる」
ないって言えないあたしにかばうように修が言ってくれた

あたしはもう一度清に隠し事ないって聞かれたらないって言えただろうか、
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