幸せになるために
高校で友達になったみゆき
遊べなくても変わらず仲良くしてくれて
体のあざにきずいて泣いてくれた
みゆきのおかげで学校が初めて楽しく思えた

相変わらず家から出れないあたしを見て
家出しようって連れ出してくれたのも
みゆきだった
いなくなったらおとうさんも気づくし
このまま家にいたら死んじゃうよって
友達に電話して泊めてあげてって
頼んでくれた

みゆきが一緒にバイトをしてくれることに
なってお寿司屋さんで夕方からバイトしながら
1週間友達の家に泊まってた

1週間学校を休んでたから
来週は学校行ってみようってみゆきと話してると
みゆきに担任からTLEがあった

今、あたしの母親がきて退学届をだしたって
頭が真っ白になった
学校は楽しくて学校に行ってるときだけは
嫌なこと忘れられたのに退学なんて・・。

学校は辞めたくなかったあたしは家に帰ることにした
あの家に帰るのはすごくこわかったけど
父にすべてはなそうと思った




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