幸せになるために
家をでたけどみゆきや友達の家には泊まれなくなっていた
母がみゆきの家にTELしてみゆきにたぶらかされて
家出するからもうとまらせないでくれと文句の電話をして
あることないこといっていたのだ
高校の友達にも警察にTELするとか脅していたらしい

みゆきはそれでも夜中にこそっと部屋にあげてくれたけど
これからどうしようってその日は眠れなかった

でもあたしはついていたんだと思う
次の日バイトにいったら社長に呼ばれて
高校辞めたんなら一日働いてもいいよって言ってもらえた
住むところも社員の女の子がうちに来てもいいよっていってくれた

いずれ社員にしてくれるってことになり朝9時から途中休憩をいれて
夜11時まで働いた
時間は長かったけど大変だともきついとも全然思わなかった
初めての自由・・・幸せだった

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表紙・目次

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