その声でいつか

いつから彼女をそんなふうに見てたのか、

分からないけど、

やっぱりあの声に惹かれたんだと思うんだ。


その名前を愛しむように呼ぶあの声に。



コントロール出来ない感情なんていらないのに、もう投げ出すことも無理っぽい。

受け止めるしかない、彼女みたいに。



だけど俺は、彼女とは違うから。



やっぱりその目に俺を映して欲しいから。



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