シックスラブ
「由美と千景?二人なら優秀にお勉強受けてるよー私はダルいから帰っただけー」
なんだ、コイツもサボリが。
「ふーん」
傘を持ってない女の体はどんどん濡れていく。
「ねぇ、それよりさー傘ちょうだい?」
「は?」
そう言って俺の傘を指差す。
「ぜってーやだ。しかも貸してじゃなくて貰う気満々じゃねェか」
「えー…じゃあ貸してよ」
そうこう言ってるうちにもどんどん塗れていく。
嫌そうな顔をすると女はわらってこう言った。
「なーんてね いらないよーだ」
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