セントポーリア
第一章

新学期

「いってきまーす」
朝、クリーニングに出してもらった
制服に身を包み通いなれた中学校に行く

今日は新学期☆
さっそく学校について
クラス表を見てみる
わたしは2年だから
2年のクラス表を見てみると


「近藤 りゅら・・・っと、、あ、あった!」

私、近藤りゅらは、身長はチビ
ミディアムな髪をしていて
ブサイクでもないし可愛いわけでもない
普通の子・・・(涙


2年2組!前の仲のいいグループわいないかあ・・

廊下をとぼとぼあるいていると
見慣れた背中が見えた

「あ、飛鳥だ!あっすかー!!」

「おはよお!りゅら!!」
あたしの親友、七浦飛鳥は
ロングな髪の毛をいつも
ゆるく2つ結びにしている
わらうと幼くなるので
結構もてるんだあ・・・


「りゅら何組だった?」

「2組だよー!あすかは?」

「あたしも2組☆」
あすかは手で2のポーズをとって、くしゃっとはにかんだ

「本当に?!今年もよろしくね!」
なんだか今年一年楽しくなりそうだなっ☆

クラスに入って座席表を見る

「あ、、あれ?りゅら、りゅらの次の人の名前見かけないね・・・」
ん?

「坂田真・・?」
たしかに聞いたこともない
私が通っている学校は小学校からの持ち上がりの人がほとんどだから
名前をしらない人はいない

「だれだろうね、、楽しみだねっ♪転校生だよっ★」
はしゃいでる飛鳥に対して

「そだね・・・」
人みしりの私は
仲良くなれるか心配だった


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