セントポーリア

幸せ

それからというもの

毎日毎日平凡な日々が過ぎて行った

おかしいと言えば、この気持ち

気づきたくないけど、あたし

坂田に恋してるよね

坂田はそれから

明るいキャラと、あのかっこいい顔で人気者になっていって

あたしの入る隙間なんてなくなっていった

「はあ~」
今は、下校中、近くにあった
ファミレスに来ている

「ちょ、りゅら、どうしたの?もしかして恋!?」

「そうかもしんない」

「きゃあーっ!誰誰?真くん?」

「飛鳥・・うるちゃい」

「いいじゃんいいじゃんっ」

ほんと飛鳥って恋バナ好きだよね


「りゅらが恋とか、なんか楽しくなりそう!」



カランカラン
「いらっしゃいませ~」

「・・・あ、飛鳥と、りゅらやんっ♪ひさしぶりー!」

声がする方を向くと
1年の時に仲の良かった人たちがいた
そう、おしくもクラスが離れた
仲良しグループのメンバーだ☆

「美紗、雪、楓、ひさしぶりー!」



< 6 / 16 >

この作品をシェア

pagetop