君のとなり



そこには
背の高い、
一目見ただけで
モテそうだなと思える顔。

そしてその人はあたりを見渡す。



その人以外みんな
座っているので一発で自分の席がわかったのか




私の隣の席に
荒々しく座った。


その瞬間、
目が合ってしまった。



「あ、よろしく!」


彼の声は見た目とは
対象的で
おちゃらけた
明るい声だった。



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