星に願いを


「ずっと愛してるって言ったから。」


「愛美・・」


「自分でもよくわかんないの。優輝がいないこともわかってる。でも、たくに好きって言ったら、優輝を裏切ることになるのかなって・・」


「愛美・・」


「あるいみ頑固だよね。優輝のこと好きだよ。今でも愛してる。けど・・」


「けど?」


「たくが・・好きなの。優輝とのことがね、だんだん思い出になっていってるんだ。」


「愛美・・今愛美にとって大切な人は誰?必要な人は誰?」


沙耶の問いかけに目を閉じる。


浮かんできた顔は・・




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