星に願いを


たくは優しく微笑んだ。

顔が近づいてくる。


「すき」


「俺の方がすき」


「大すき」


「俺の方が大すき」


「愛してる」


たくとの距離はわずか1センチくらい。


「まな・・愛してる。」


「んっ・・」


甘くて優しいキス。


2人の想いが伝わり合う瞬間。


もう周りは暗くなっている。


ちらッと見た空には、流れ星がたくさん。


まるで、優輝が私たちを祝福してくれているかのように。


幸せになるからね。


そう思いながら、たくとのキスに浸っていった。



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