星に願いを


ちゅっ


まなからのキス。


顔真っ赤になりながらも、必死にしているのを見ると、愛おしさが込み上げてくる。


「まな・・」


「何?」


俺は下を向いているまなに声をかけた。


「俺をすきになってくれてありがとう。」


「へ?」


「俺、優輝さんにはかなわないって思ってた。」


「・・・」


「思い出にすることは難しいと思うけど、これから負けないくらい楽しい思い出を作ろうな?」


「・・大丈夫だよ。」


「ん?」


「たくのおかげなの。やっと思い出にすることができたの。こっちこそ・・私をすきになってくれてありがとう。」


「まな・・」



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