星に願いを


離れたくない。


離れるとか考えられない。


「ばか。つらい想いするかもよ?」


「かまわない。優輝のそばにいたいの。大好きだから。」


優輝が私を引き寄せる。


優しいキス。


「ばかまな・・絶対直してみせるから。また遊びに行こうな!」


「うん!毎日お見舞いくるから。」


「まな、ありがとう。・・愛してる。」


またキス。


初めて優輝から愛してるって言われて、ちょっと涙が出た。


2人で頑張ろうねって強く思ったんだ。



こうして、優輝の入院生活は始まった。




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