星に願いを


ダブルベットよりもはるかに大きいベット。


「まな、どうした?」


私の声にびっくりしたのか、みんながやってきた。


「なんでこんなにベット大きいの?」


たくもびっくりしている。


「すごいでしょ?なんていったって、私たちの愛の巣なんだから♪ねっ響?」


「なっ沙耶♪」


愛の巣


その言葉に顔が真っ赤になる。


「えっ愛美ちゃんたち、もしかしてまだ・・」


「まなっ!帰るぞ!」


「えっ?・・ちょっと!」


たくに引っ張られ、いつの間にかたくの車の中。


「「・・・」」


響くんのばか!


響くんがあんなこというから、何話したらいいかわかんないじゃん。


「なあ・・」


「へ?!」


緊張のあまり声が裏返った。


「・・俺んち来ない?」



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