星に願いを
「な・・なんで?・・優輝と知り合いですか?!」
動揺を隠せなかった。
優輝はいつも一緒にいた。
優輝のこと全部知ってると思ってた。
私の知らない優輝がいたってこと?
「あなたは・・私が好きになる人みんな奪うのね。優輝くんのときも・・拓哉のときも。あなたばっかり幸せとか不公平よ!拓哉とは別れて!」
綾香さんは顔を真っ赤にして言う。
私はなんのことかわからなくて、唖然としてた。
でも・・・
「綾香、落ち着け。ちゃんと俺にわかるように説明しろ。」
たくは冷静だった。
そして、相手を圧倒させる声。
今まで見たことない姿がそこにあった。
「そうね、ちゃんと話すわ。」
そして綾香さんの過去の話を聞いた。
それは、私の知らない優輝の過去があった。