星に願いを


「手紙を見つけたからです」


「・・手紙?」


「優輝から私への手紙です。そこには、大切な人がいるなら飛び込めって・・背中を押してくれました」


“幸せになれ”

私へのメッセージ

大きな、大きな優輝の愛のカタチ


「優輝を好きになってもいいんだって…そう思いました。好きになることは、優輝への裏切りじゃないんだって」


だから私は・・・たくの胸に飛び込んだの。


大切な人の胸の中に。


「だから、あの・・たくは優輝の代わりじゃないんです。本当に、たくが好きなんです。今日は、これを伝えたくて・・・」



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