星に願いを


優輝が酸素マスクを取る。


「あ・・・いして・・る」


そういって、私の手を引っ張って引き寄せ、キスをしてくれた。


今までで、一番優しいキス。


唇が離れ、優輝がにこって笑った。


手を握る力が弱まり、優輝が目を閉じた。


「優輝・・?」


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