星に願いを
「何か自分の身に起こったとき、流れ星にお願いをする。確かに俺もしたことはあったけど。
俺は、流れ星は願いを叶えてもらうものじゃなくて、自分で願いを叶えろって訴えてるものだと思う。」
「どういうこと?」
「流れ星が流れてる間に3回願いを唱えるんだろ?」
「うん。」
「それって実際できる?」
「・・・ムリかも。」
「だろ?でも、人は必死に3回唱えようとする。ムリだとわかってても。だから3回唱えようと諦めないように、自分の願いを叶えることを諦めるなって流れ星は言ってるんだ。」