女の子のカラダ。
普通ならパニックになるか、先生を呼んでどうにかするのに………。
それとは別に、高遠君はすぐさまあたしを持ち上げて保健室に運んだ。
そんなこと、普通はできない…。
彼持ち前の行動力と判断力…
なんだか胸のドキドキが
止まらなかった。
「あちゃ〜。これはひどいね!パンパンに腫れてるよ、足。」
「え?…ほんとだ…。」
パンパンに晴れ上がってる自分の左足を見て目を丸くする。
……どうしよう……。