女の子のカラダ。
でもね、本当は誰よりも夢みてる。
あたしだって純粋に恋したい。
ちゃんとあたし自身を好きになってくれる人と恋をしたいの………。
―――――――――――
「断ったあ!?」
教室に騒がしい声が鳴り響いた。
その正体は結衣。
あたしの親友でもある善き相棒ってところ。
「…うん。」
「ええ?顔まあまあよかったのに!なんで!」
「嫌なものは嫌なの!
あんな下心見え見えの人…明らかにあたしの胸に告白してたもん!」
断然拒否するあたしに目を丸くしてる結衣。
「確かに軽そうな人だったけど、顔はよかったじゃん!もったいない〜」