永遠の片想い

 私に助けを求める大翔くん。


 「また~!?今度はどこに行く途中で、迷ったの?」


 これで、何度目だろうか、道に迷った大翔くんを助けるのは…。


 正直ビックリするような所で、道に迷う。


 例えば、自分の家の近くだったり、バイト先の近くだったり…。


 「ほら、隣の市にデパートあるじゃん。」


 「あるね。デパート。でも、大翔くんの家からだと、国道に出たら、真っ直ぐ行けばよくなかった?」
< 107 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop