永遠の片想い

 店長の『はぁ~?』に一瞬固まった。

 実は、店長元ヤン。一瞬どす黒いオーラがでたよ…。


 場所を譲ると、店長は機械の中を開けて、中に挟まった物を取り出した。


 「コレ、捨てておいて。後、値付けしてるの、前出しして。」


 「はい。」


 店長から、受け取ったのは、機械に挟まれ、グチャグチャになった、唐揚げたち。


 勿体無いけど、もう食べられない。


 沢山つまれたトレーの乗った台車を押しながら、私は店の内に出た。
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