永遠の片想い

 いざとなると、恥ずかしくなってきた。多分今私の顔は真っ赤になっているに違いない。


 そんな私にお構いなしに、大翔君は一人やる気満々。


 「じゃぁするよ。」


 「ちょ、ちょ、ちょっと待って…。」


 やっぱり、恥ずかしい!!


 急に止められて、不機嫌顔の大翔君。


 「心の準備させて。」


 もう、私の心臓は破裂寸前。


 ギュウッと目をつぶって、膝の上の手にも力を入れて、心を決めて。


 「いいよ。」


 大翔君が近づいてくるのが分かる。
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