永遠の片想い

 フワッと香るブルガリブルーの香り。


 そして、チュッと左の頬っぺたに柔らかい唇の感触。


 一瞬なのに、それは永遠に感じた瞬間。


 そっと離れていく大翔君に対し、私はギュウッとつぶっていた、目を開く。


 手は自然と左の頬っぺたにゆく。


 恥ずかしくって、 俯く私。


 隣では、満足そうに笑っている。


 
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