永遠の片想い
「ソラに話すの忘れてた。俺、千恵と別れたから。」
「まじで、まだ半年もたってないよね?」
ちょっと嬉しいかも。顔がにやけるのを抑える。
「もともと、俺そこまで、千恵の事好きじゃなかった。ただ、たまたま千恵に告くられた時に、彼女がいなかったから、まぁいいかなて。」
「最低~!!」
平然と話す大翔くんを睨む。
「でも、千恵の方が最低だから。アイツ勝手に人の携帯見て、女と電話やメールするなって。」
その時の事を思い出したのか、顔が険しくなる。
めたったに怒ることがない大翔くんが、怒っている。
よっぽど許せないらしい。