永遠の片想い

 途中の駅で、急行に乗り換えて、私の通っている学校のある駅で降りる。


 真っ直ぐ改札口に向かい。改札口に定期券を通して、外に出ると


 直ぐに目的の人物を探そうとするが、その人物は簡単に見つけることが出来た。


 壁に寄り掛かり携帯を弄っている彼。


 まだ、私の存在に気づく気配がない。


 少しの間、大翔くんに魅入ってたら、視線を感じたのか、携帯から顔を上げる大翔くん。


 私と目が合ったその瞬間、私に向けられる柔らかい笑顔。


 私も釣られて、笑顔になる。
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