永遠の片想い
好き過ぎて、涙が溢れそうになる。この想いを伝えたら、大翔くんは答てくれるだろうか?
伝えたいけど、もし振られたらと思うと、どうしても勇気がでない…。
そんな事ばっかり考えたせいか、全然映画の内容が頭に入る事はなかった。
館内が明るくなり、周りを見渡すと帰る準備をする人達。
「めっちゃ面白かった。」
そう言いながら、座席に座ったまま伸びをする大翔くん。
バックから、携帯を取り出して、電源を入れると、もう、6時を過ぎていた。
まだ一緒に居たい。