永遠の片想い
駅のホーム
映画館を出ると、外は暗くなっていて、街には仕事帰りのサラリーマンやOLさんが溢れていた。
「ねぇ。お茶して帰らない?」
もう少し一緒に居たくて、お茶に誘う。
「別にいいけど、ソラ時間大丈夫?」
6時を過ぎているせいか、時間を気にしてくれているけど、今日は遅くなる事をちゃんと、伝えている。
「チケットのお礼にお茶は私がおごるね。おごらせてくれないなら、チケット代返す。」
まだチケット代を気にしている私に、呆れた顔を向けた。