永遠の片想い

 商品を受け取ってから、大翔くんが待つ席へと向かう。


 「はい。」


 テーブルの上にコーヒーを置いて、反対側の席に座る。


 「大翔くん。コーヒーありがとう。いただきます。」


 きちんとお礼をゆってから、コーヒーを飲む。


 毎日電話で話をしているのに、尽きることのない会話。


 私の顔は笑顔満開。


 「あっ…。ソラ…」


 「なに?」


 大翔くんの顔を見ると、なぜかほんのり、顔が赤い。


 「やっぱりいい。」


 「えっ、気になるんだけど…。」


 「あんま面白い話じゃないからいい。」


 そう言ったくせに、大翔くんは、その後何回も、私を呼んでは、口ごもる事がたたあった…。
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