永遠の片想い
爆笑する私達を、ジロジロと見る周りの人達。
そんな視線に気づいたら、急に恥ずかしくなった。
「マナのせいで、知らない人達から、白い目で見られた…。」
「マナだけのせいじゃないよ。ソラも悪い…。」
お互い一歩も引くことなく、言い争いながら、ブラブラ歩いていた。
そんな時、フッと目についた真っ白マフラー。
「マナ。このお店少し見ていい?」
「別にいいけど。何かいい物あった?」
「あの真っ白いマフラー。」
通りから見えるようにディスプレイされたマフラーを指差しす。
「ソラ。この間、マフラー買ったばっかじゃん。」
マナの言ってる言葉なんて、ちっとも、頭にはいってこない。