永遠の片想い

 少し早いランチをとるっていると、この間店長に頼まれた事を思い出した。


 「マナ、店長がまた、30日から、4日まで短期でバイト来れないかって?」


 年末も忙しく、また臨時のバイトを探していたらしく、マナもどうかと言ってた。


 「別にマナはいいけよ。どうせヒマだし。」


 「決まりだね。店長にも大丈夫て言っておくね。」


 いいタイミングで注文したメニューが来た。


 グラタンはオーブンから出てきたばかりなのか、器の端っこがまだグツグツなっていた。
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