永遠の片想い

 紙ナフキンを受け取って、汚れた手をふくマナのよそに、私は慎重にグラタンを口に運んだ。


 「あ~お腹一杯になったね。」

一人でピザを平らげたマナは満足そうにお店を後にした。


毎回あの細い体の何処に入るか、凄い疑問。


 お腹が満たされると、また私達は買い物に出に。


 夕方になになり気がつくと、私達の手には今日の戦利品。

 「買い過ぎたかも…。バイト代が…。」


 我が家は学生のうちは、髪を染めたり、ピアスを開けたり、携帯電話も禁止されている。


 自分で責任が取れないうちはダメだと言われていた。
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