永遠の片想い

 その内、本格的に練習に参加した。


 今由季が、半面使って、ボールを打っていて、マナは由季にボールを渡す。それを私は、高城の隣に座って見ていた。

 コートには、3人づつ入り、由季のボールを受ける。


 「真樹。お前それでも、リベロか!!」


 隣に座っていたはずの高城が立ち上がり、真樹に怒鳴る。

 レシーブ専門のリベロ。バレーは背が高い方がいい。でも、リベロは背は関係ない。


 「真樹やる気がないなら、コートから出ろ。他の奴らの邪魔だ。」

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