永遠の片想い

 そう、私はずーとバイトを探していた。


 中学生の時から、早く自立したくて仕方なかった。


 バイトは、自立の為の資金。


 「まじで?やる。やる。」


 すぐに返事をすると、お姉ちゃんは分かった。とだけ言ってまた、出掛けた。

 今日も朝帰りかぁと思うと、やっぱりお姉ちゃんの事が、嫌いになる。


 でもね。このバイトで、私は1人の男の子に出逢う事になる。


 和泉 大翔(いずみまさと)。私の永遠の片想いの相手。
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