永遠の片想い
あれから、数日がたった。
私は1人スーパーのお惣菜部の事務所にいた。
初めてのバイトの面接。
「山岡美空ちゃんだね。美波ちゃんから、話は聞いてるよ。今週の日曜日から入れる?」
履歴書に簡単に目をとうしただけ、何も、面接らしいことはなしの、一発採用。
「はい大丈夫です。」
そう、元気よく返事する。
「僕は、惣菜部の店長の斎藤です。よろしく。」
人懐っこい笑顔で自己紹介をしてくれた。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
頭を一つ下げて、店を後にした。