永遠の片想い

 惣菜部は女ばっかりと、思っていたけど、以外にも男の人もいることを初めて知った。


 私が声を掛けた人も、男の人だった。

 「店長ー。新しいバイトの子来ました。」


 案内してくれた人が、声を掛けると奥から、面接した人がやって来た。


 「お早うございます。」


 軽く頭を下げる。

 「お早う。とりあえず、付いて来て。」


 店内に向かう店長の後をまた付いて行く。その途中色々な人に声を掛けられた。


 その内、一つの扉が出て来た。その扉の中は、事務所と休憩室。あと、更衣室があった。


 「ココが、更衣室。このロッカーが、山岡さんのロッカー荷物はここに置いて、財布と携帯は、部署まで持って来ていいから。」


 ロッカーの扉には『山岡』とシールが張ってあった。


 次に向かったのは事務所。


 「これが、山岡さんのタイムカード。ロッカーで着替えたら、ここに来て、この機械にカードを入れて、そしたら、出勤時間がカードに記入されるから、帰りも、着替える前にまた、カードを機械に通して。通して忘れたら、俺の所に必ず持って来て、こっちで、出勤時間や退勤時間を記入して、ハンコ押すから。これで、バイト代計算するから。」
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