永遠の片想い

高校生


 桜満開の今日、私は真新しい制服を着て、3年間通うことになる、高校の門をくぐり抜けた。


 期待より不安が、胸一杯だった。


 私の中学校からは、私を入れてたった4人しかいないうえに、中学校の先生達の間では、余り評判の良い学校ではない。


 そのせいか、受験前に、担任とバレーボール部の顧問から、受験を止められた。

 それに、初めてマナのいない学校…。
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