永遠の片想い

 思わず口の中に入っていた、コーヒーを吐き出してしまった…。


 「汚ねぇ…。」


 呆れ顔の大翔くんは近くにあったティッシュを取って、私に渡してくれた。


 ティッシュを受け取り、口の周りを拭く。


 「ごめん。今から作り直すね。」


 中身を捨て、今度は丁寧に濯ぐ。


 「もういいよ。自分でお茶買うし。」

 そうゆうと、店内へと出て行った。
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