アキバ特捜部!? 犬インフルぱにっく
「俺はナツを信じるよ」

――そうだ、ナツがいなければ

  今の俺はないんだし……

ヨースケは、

事務所を作って以来のことを

振り返ってそう思った。

「今回ばかりは

 ナツの目もアテに

 ならないんじゃないのか。

 ナントカは盲目っていうし……」

「なんでそんなこと……」

――ナツがエレムに???

  そんな……

ヨースケは突然、

鼓動が早くなったような気がして、

ミキに苦しげな表情を見せた。
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