アキバ特捜部!? 犬インフルぱにっく
ミキはヨースケを放すと、

さっさと自分専用の

《39》番ブースに入っていった。

「隣使えよ」

扉ごしにミキは

普段の口調に戻って言った。

ヨースケは何も言えず、

そのまま隣のブース入ると、

シートに身を投げた。

暗いフロアで、

隣のミキのブースだけから

光が漏れている。

目を閉じると、

眩暈と寒気がして、

いつのまにか動けないほど

悪化しているのを

自分でも感じていた。
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