籠目 籠目
男「俺は霊感が強い方だ。
……お前の後ろには
由美が恨めしげにお前を
睨んでいる……
それが証拠だ。」
…何だ。証拠があるなんて
言うから、少し驚いたけど
そんな馬鹿らしい理由か。
警官も呆れ顔で男を見ている。
男「さっさと白状しろ!」
智也「刑事さん、
もういいですよね?
早くこの人連れていって
下さい。」
警官「はい、すいません。
もう多分来ませんから。」
男「…お前はいずれ由美に
殺される………。
今ならまだ
白状すれば間に合うぞ……。」
警官「はい。調査協力
ありがとうございました。
失礼します。」
もう来ないでね。