籠目 籠目
山田と何時間か喋ったあと、
晩飯を食いに行ったり、
そのあとゲーセンとか、
夜の町をふらついた。


その間は何も起こらなかった。

やっぱり一人でいるのと
誰かといるのでは、
心の余裕が違う。


今日はゆっくり眠れそうだ。


山田の家に帰って、
しばらく、くつろいでいると
チャイムが鳴った。


山田「は~い?」


そのあと、山田はしばらくして戻ってきた。



山田「宅急便だったよ。」


その時の山田は
なんか変だった。
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