籠目 籠目
午前一時―――


山田「もうこんな時間か。
どうする?もう寝るか?」


智也「そうしよう……
最近あんま寝てないし……」

智也は大きなあくびをした。

山田「何で?」


智也「変な夢ばっか
見るんだよ。
それも毎回同じさ……。
なんか怖いし………。」


山田「お前呪われてるんじゃ
ないの~?」


山田は冗談混じりの
口調で言った。


智也「ほんとそうかもな…」


俺は本気で言ったが、
山田に軽くスルーされた。



俺は山田がいる安心感と、
最近あんまり眠れなかったからすぐに寝ることができた。
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