百合桜-ゆりざくら-


お母さんはなぜか深刻そうな顔をしていた。



「一つ聞きたいことがあるんだけど……」



お母さんが喋っているとき、1階から璃来の声がした。



「ママァー!!!!!!」



璃来は1階に誰もいないことに気づき、寂しくて泣き始めたのだ。
< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop